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業界未経験者の不安

こんにちは!

今日はフィットネス業界での経験がない方の不安を払拭していきます。
実際に今朝いただいた質問なので、すぐにブログにしたいと思いました。

『業界未経験でも活躍することは可能ですか?』
これまでにも何度も相談を受けたことのある質問です。

トレーナーとしての経験がない方や、そもそも全く別業界からの転職・開業を考えておられる方にとって、ここに不安を感じるのは当然のことと言えます。

ただ、私たちは毎回『むしろご活躍の可能性が高いです!』とお答えします。
これはお世辞でもヨイショでもなく本心ですし、なにより経験上その傾向が強いです。

そこには2つの明確な理由があります。

①多様な価値観・視野・知識は大事なスキル
トレーナーとしての本分は、いかにお客様にご満足いただけるかです。
そこには、結果への満足度だけでなく、接客態度や会話の楽しさ、エンターテイメント性なども含まれます。
いろんな属性・目的・目標などをお持ちのお客様に最大限ご満足いただくためには、トレーナー自身の多様性は必須と言えます。

トレーナー経験者の多くは、同じような経験・視野を得てきており、業界に対しての先入観や固定概念も多くあります。
こうしたアタリマエはトレーナーとしての成長を阻害したり、悪い意味での質の画一化につながることが少なくありません。
端的に言えばバリエーションに乏しく、多様性を得づらいといことです。

一方、他業種経験者や門外漢は別の角度の視野を持ち、別業種の知識や価値観もさまざま見られることが多いです。
その上でフィットネス業界の経験や知識を一定量得ていければ、多様性を持ったトレーナーの出来上がりです。
業界一筋のトレーナーとの差別化ができますし、多くの価値観に適応・共感できることもお客様からの支持につながりやすいです。

私たちが直営店でトレーナー採用の面接を行う際は、他業種での経験者はアドバンテージとして評価しています。
また、仕事だけでなく趣味についてもお聞きして、トレーニング(スポーツ)以外の興味をお持ちの方も採用しやすいです。
理由はやはり多様な知識や経験・価値観がトレーナーとしての良い特徴となるからです。

②ビジネススキルの歴然たる差
トレーナー業は業種として接客(専門職)にあたります。
しかも割としっかりと分業化されているので、お客様との接客応対や目標達成のための知識のアウトプットに比重が大きく偏っています。
もちろんこうした業務に注力することはトレーナーとして欠かせない姿勢です。
ただ、その先の業務(例えば、集客・在庫管理・財務・人材採用・人材育成・出店戦略など)を学ぶには、能動的に行動を起こして知識を経験を得る必要があります。
トレーナーとはそれほどまでに限定的な領域に特化した職業なのです。

一方、他業種の社会人経験者なら
集客・在庫管理・財務・人材採用・人材育成・出店戦略などのうち1つや2つは自分の業務に直接的に関係していなくても間接的に得ている知識や経験があるはずです。
(『そんなことないけどな...。』と思われている読者の方の社会人経験を私たちにお聞かせいただければ、必ず関連した経験・知識を見つけられます。)
つまり『能動的に』学ぶ必要なく、気づけば学べているビジネススキルが多くあるという点において、他業種経験者は大きなアドバンテージを持っていることになります。

トレーナーとしての魅力という尺度で見た時でさえ、他業種経験者と業界一筋のトレーナーとには、大きな差があるように感じます。
しかし、それ以上に歴然とした差が表れるのが開業した時です。

フィットネス業界一筋の人に負けず劣らず、他業種経験者にも開業を目指される方は多いです。
開業をした時、これまでのビジネス経験値は店舗の運営能力として反映されます。
まさに、集客・売上管理・在庫管理・顧客マネジメント・人材採用・人材育成・出店戦略においての実力差が如実に現れるのです。
現場のプレイヤーとしてだけでなく、店舗管理者・マネジャー・営業マンとしての経験値の競い合いでは、業界一筋のトレーナーは他業種経験者にほとんど勝ち目がありません。

最後に...
実際に当スクール卒業生で開業済みのフランチャイズオーナーさんはみなさん他業種出身でフィットネス業界未経験者です。
それでも順調に運営ができておられるのは、やはり上記の2つの理由があるからだと感じております。

いかがでしょうか。
少しは業界未経験から挑戦に勇気を持っていただくことができたでしょうか。

もちろんトレーナー一筋の方がうまくいかないということではありません。
ただ、他社との差別化や良い特徴を打ち出すためには、他の人とは違った経験や知識と広い視野を持つ必要があると思います。
同じような経歴と考えを持った無数のトレーナーの中に埋もれてしまわないためには、トレーニングやスポーツという狭い領域にとどまらず多方面にアンテナを張ることが重要です。

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